【別府競輪・GⅢナイター】大石剣士は愛する娘のため手足口病にも負けずに走る
<10日・別府競輪・前検日> 【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】 大石剣士は前回の名古屋FⅠを途中欠場して、中6日での参戦となる。「1歳の娘から手足口病がうつっていました。初日も体調が微妙だなと思っていたら、赤いポツポツが出てきた」と無念の帰郷だった。 「帰宅しても熱はそんなに出なかったんですが、口の中が痛くてひどかった。口内炎の痛いのが10カ所くらいにできたような感じで」とつらい状態に見舞われながらも、それなりに練習はできた。「前々回の小田原は、予選、準決と連勝。2月以来の決勝だったのでいいきっかけになると思ったんですけどね」と苦笑い。それでも可愛い一人娘からもらった病気なら大丈夫。「来春には2人目の予定もあります。頑張らなくちゃ」と病気を吹き飛ばす活躍を誓った。 ▼6R(大石剣士) 腰痛に悩まされた時期を考えれば体調はいい。林大悟の動きを見ながら先に仕掛ける。5―239―1239、5―3―7。 ▼3R(小泉夢菜) 「8月初めの立川から新フレームを使っています。これがすごくいい。まったく同じ物を買ったんですけど、10年以上使っていたせいか、進みが違う」と手応え十分。7=2―136、1―2=37。