中日5位・高橋幸佑、体のケアへ投資惜しまず!150万円機器とともに入寮「筋膜リリース」でケガのリスク回避
中日の育成を含む新人8選手が8日、名古屋市のナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」に入寮した。ドラフト5位の高橋幸佑投手(18)=北照高=は体をケアするため約150万円の機器を持参した。 北海道からやって来てまだまだあどけない笑顔を見せる高橋幸。入寮の際に持ち込んだものは超高額といえる体のケアの機器だった。「MJカンパニー」(岡山市)が開発製造している「Medicell MINI Pro8(メディセルミニプロエイト)」。お値段は148万5000円。高卒ルーキーにとっては驚きの価格だが、自身の体を整えるための投資を惜しまない。 高校時代から体のケアに興味を持っていたという高橋幸は「(器具は)自分では買えないので、ストレッチをしていました」と振り返る。プロ入りが決まり、本格的なケア用の機器の導入を検討するようになった。最も気に入ったのが「筋膜リリース」を行うためつくられたこの機器だった。 一般的には筋肉などを包む薄い膜(筋膜)が疲労により固くなって張りつくことで、けがのリスクが高まるといわれている。しかし、この機器を使うことによって、その筋膜を緩めることができるという。 筋肉と膜の間をはがす「筋膜リリース」をすることができる他の商品はマッサージガンなど多数あるが、「押す」「たたく」がメイン。一方、この機器はおわん型のアタッチメントが皮膚をやさしく吸い込むことで、広い範囲にわたって「筋膜リリース」をすることができる。
中日スポーツ