リーグ戦9戦全勝、CLでは3戦負けなしも…… 指揮官の引き抜きの可能性にスポルティングCPの選手たちは不満あらわ
ユナイテッド行きが浮上したアモリム
2022年からクラブを指揮するエリック・テン・ハーグを解任したマンチェスター・ユナイテッド。今季は開幕から思うように勝てておらず、プレミアリーグでは9試合を終えて勝ち点11の14位と悲惨な結果になっていた。クラブの発表によると、アシスタントコーチを務めるルート・ファン・ニステルローイが暫定監督として今後指揮を執るという。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/2・11/3・11/4] その間にユナイテッドは正式な次期監督を見つける必要があり現時点で有力視されているのが、スポルティングCPのルベン・アモリムだ。現役時代はポルトガル代表としてプレイした実力者で、引退後はポルトガルのクラブを中心に監督を務め、2020年にブラガからスポルティングにやってきた。スポルティングでは主に[3-4-3]を採用しており、彼の就任からすでに2度のリーグ優勝を記録している。 報道によると、ユナイテッドはスポルティングに接触しており、契約解除金として1000万ユーロ、日本円にして約16億5000万円を支払う用意があるようだ。 アモリムが選手たちに現状を説明したところ、選手たちは不満をあらわにしたとポルトガルメディア『O JOGO』は報じている。それもそのはずで、今季のスポルティングはリーグ戦では9戦全勝、CLでも3試合で2勝1分と素晴らしい成績を残しており、このままアモリムがクラブを去ることになれば残された選手たちのモチベーション維持は難しくなるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部
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