反則タックル問題で関東学生連盟が会見(全文1)「内田さんが黒と言えば黒」
内田前監督、井上前コーチは除名、森コーチは資格剥奪、登録抹消で写真総会に提案
2つ目、日大の監督、コーチでございます。内田前監督につきましては除名ということになります。当連盟罰則規定第3条第1項マル8ということになります。それから井上前コーチにつきましては同じく除名です。当連盟罰則規定第3条第1項マル8というふうになります。そして森コーチにつきましては資格剥奪、登録の抹消ということにさせていただきます。当連盟罰則規定第3条第1項マル7ということになります。 男性:森本さん、社員総会。社員総会。 森本:はい、そうですね。失礼しました。で、今ご紹介をした内田前監督と井上前コーチの処罰は除名ということでございますが、当連盟の規則により除名については理事会では承認が得られません。社員総会というものを開いた中で、そこで承認が得られれば実行されるというものでございますので、本日この時点では、理事会においては除名で社員総会に提案されるというところまでが、今日の決定事項でございます。
日大フェニックスは2018年度シーズン終了まで、公式試合の出場資格停止、
それからチーム、日大フェニックス、チームとしてということでございますが、公式試合の出場資格停止、2018年度シーズン終了までということで、3月31日までということにさせていただきます。当連盟罰則規定第6条第1項本文、第3条第1項マル4ということになります。こちらにつきましてもただし書きが付きます。ただし、マル1、チームとして本件の原因究明を行い、それを踏まえて実効性のある再発防止策を策定、実行し、また抜本的なチーム改革、組織改革を断行して、マル2、その内容、原因究明再発防止策およびチーム改革、それぞれ概要をチーム改善報告書として当連盟理事会に提出すること。その上でマル3、十分な改善が成されたことが検証委員会、これは人選および設置の決定は、今後、理事会で決定していきますが、これによって確認され、それを受けて当連盟理事会で承認されることを条件に出場停止は解除されるというものです。
処罰に至った経緯について、規律委員会の目的
それではこれから、この処罰に至った経緯をご紹介させていただきます。5月9日に設置されました規律委員会の目的でございます。マル1、本件について事実を明らかにし、原因を究明すること。マル2、明らかとなった事実を前提に当連盟が課する罰則に、処罰につき理事会に意見を答申すること。これにつきましては先ほどの理事会で承認済みでございます。一部、社員総会のほうで承認するということになっております。マル3、原因を踏まえて実効性のある再発防止策を検討、提言し、当連盟をして各所属チームに周知、徹底させること。なお、法的責任、民事責任であっても刑事責任であっても、これを検討することは当委員会の目的ではないので、その検討は捜査機関または他の調査、もし行われることがあればということになりますが、これに委ねることといたします。 次に当委員会の構成でございます。メンバーは4人でございます。私、委員長の森本です。当連盟専務理事を務めております。それから浅見ですね、当連盟の理事で安全対策部長を務めております。それから平澤でございます。当連盟の理事で国際部長、審判の資格を保有しております。そして今、こちらの席におります寺田でございます。当連盟の監事でございまして、弁護士でございます。また事務の補助として、当連盟の総務を担当しております秦にも補助として付いてもらいました。