あなたには「ライフコーチ or セラピスト」のどちらが必要?自分に合う専門家を見つけよう
あなたに必要なのは、ライフコーチ? それともセラピスト?
「不安やうつ病、トラウマなど、メンタルヘルスの具体的な問題を抱えている人にはセラピストが適しているかもしれません」とローレンス氏。 「夢の仕事を手にするなど、具体的でタイムリーな目標を持ち、全体的に健康であると感じられる人には、ライフコーチが適しているでしょう」とプレストン氏。 「人生が安定しており、心に思い描く成功をさらに追求したいと望んでいる人も、セラピストでなくライフコーチを雇うことを検討すべきです。自分自身への理解と信頼を深め、新たなことを決断したり行動したり、結果を生み出す心構えができている人は、コーチングを受けることが適しています」 ライフコーチとセラピストの両方を雇うことがベストな選択肢となる場合もある。「目標に向かって前進する意欲はあるのに、過去の経験が行動を起こす妨げとなっている場合には、セラピストとライフコーチを同時につけて取り組んでいくことがもっとも効果的です」とプレストン氏。 例えば、不安克服のためにセラピーを受けているとすれば、セラピストはあなたの症状を診断したり、その症状について教えてくれたり、「毎日散歩する」といった不安への対処法を勧めるかもしれない。その後、セラピーのセッションの間でライフコーチは、実際に一緒に散歩をするなどして、目標に向かって行動を継続して貫けるようにサポートしてくれるかもしれない。セラピーとコーチングは互いに機能し合うものであり、両方のセッションで行っている取り組みを補強し合うことができる。
ライフコーチとセラピストの見つけ方
コーチングのほうが合っていると思ったなら、プレストン氏いわく、ICFのウェブサイトでICF認定コーチを探すのがベスト。ソーシャルメディア上でもさまざまなコーチを見つけることはできるけれど、“もっとも信頼の高いサポート”を得るためには、ICF認定資格を保持しているライフコーチを探すようにプレストン氏は推奨している。 認可を受けたセラピストを探すには、オンラインで検索したり、健康保険を通じてネットワーク内の医師を探したり、かかりつけの医師に相談してみることをプレストン氏は勧めている。「主治医にメンタルヘルスの悩みを伝えて、紹介状をもらってください。医師はあなたが求めている特定のニーズや要望を満たすことのできるセラピストを厳選してくれるでしょう」 セラピーやコーチングでは、セッションを正式に予約する前に、10~15分のコンサルテーションコール(電話かビデオ電話で)が行われるのが一般的。これは、お互いの雰囲気や相性を感じ取ったり、質問したり、相互の適合性を慎重に判断するためのいい機会となる。 セラピストもライフコーチも一人ひとりが違うため、自分にしっくりくる専門家を見つけられるまでに時間がかかることはあるかもしれない。どちらの専門家を選ぶにせよ、助けを求めることに恥じらいは一切いらない。これだけは覚えておこう。 ※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。