あなたには「ライフコーチ or セラピスト」のどちらが必要?自分に合う専門家を見つけよう
自己開示はセラピストよりライフコーチのほうが一般的
セラピストは自己開示(個人的な情報や経験をクライアントと共有すること)をセラピーの中で控えるように奨励されている(が、共有することもあるそう)一方で、コーチはクライアントに自分の話を共有することに制約がない。そのため、セラピストよりライフコーチのほうが、彼らのプライベートや経験に関する話を聞ける機会は多い。 セラピストもライフコーチもどちらも機密性を重視しているが、認可を受けたセラピストは、医療保険の携行性と責任に関する法律(HIPAA)に従う法的義務があり、ライフコーチにはその義務がない。要するにこれは、あなたが選ぶ専門家のタイプによって、プライバシーの扱いが異なることを意味している。例えば、コーチは「クライアントの成功」をソーシャルメディアに投稿したり、あなたのストーリーを他人にも共有することがあるのに対し、セラピストが他人に共有することはない。
ライフコーチは、過去を深く掘り下げることが基本的にない
「ライフコーチの仕事は、あなたの目標やその目標を達成する方法を見つける手助けをすることです。セラピストはあなたのメンタルヘルスの問題をサポートするための認可を受けています」と説明するのは、ICF認定ウェルネスコーチであり『Wisdom of the Path』の著者であるヤスミン・シェイエンヌ氏。また、セラピストは過去を分析し、それが現在や未来にどう影響しているかをあなたが理解できるように手助けする訓練を受けているが、コーチングは初めからより前向きなアプローチに焦点を当てるのが一般的。 「ライフコーチは、クライアントの目標達成を妨げる心の障壁に触れることはあるかもしれませんが、セラピストはクライアントがなぜ目標に到達できないのか、その原因を明らかにする手助けをします」とアラミヤン氏。「セラピストは、クライアントが問題の根本的な部分に辿り着き、過去と向き合い、その課程で自然と身に付いてしまったパターンに気付けるよう、専門的な訓練を受けています」