子どもの大学費用で家計が苦しい!入学後でも奨学金は借りられる?
奨学金のメリットとデメリット
貸与型の奨学金はお金を借りる行為であり、いわゆる借金です。原則として、返済が必要になります。しかし、奨学金による資金面での援助があることで、進学の可能性や選択肢を広げることに繋がる場合があります。 以下に、奨学金を受けるメリットをまとめました。 ●経済的に厳しくても、進学が可能になる ●銀行融資やローンと比較すると、金利が低い傾向がある ●返済能力を問わず、利用可能 対して、奨学金を受けるデメリットは以下の通りです。 ●契約者が子どもであるため、返済義務は子どもにある ●貸与型奨学金は借金であり、長期的な返済が必要 ●卒業後、社会人になった後の家計負担が増大する 家計的に厳しくても進学ができる点は奨学金の大きなメリットだと考えられます。ただし、将来的な返済によって家計負担が増大するデメリットはよく理解しておくべきでしょう。
状況次第で、進学後でも奨学金の利用は可能
大学へ進学した後でも、途中から奨学金を申し込むことは可能です。ただし、申し込みできる期間や条件などに制限があるため、必ずしも奨学金を受けられるわけではありません。 家計の変化などが理由で奨学金の利用が必要になった場合は、大学の相談窓口や、日本学生支援機構の奨学金相談センターなどに問い合わせてみることをおすすめします。 出典 独立行政法人日本学生支援機構 令和4年度 学生生活調査結果 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部