転職活動で調べるべき企業情報6つのポイント
2. 社員によるレビュー
ある職場で働くのがどのようなものか知りたければ、そこで既に働いたことのある人から情報を直接得ることです。Glassdoor、Fairygodboss、CareerBlissなどのサイトで現社員や元社員のレビューをチェックすれば、社内文化や日々の仕事の様子を知ることができます。 また、新しい仕事のもう1つの重要な側面についても知ることができます。それは「面接のプロセス」です。 仕事が得られなかった人の場合は負け惜しみかもしれませんが、こうしたレビューを検索することで、採用プロセスがいかに過酷で複雑か(そしてそれに挑みたいか)がイメージできます。
3. 希望する職種の離職率
企業をリサーチする際に見るべき重要な指標のひとつは、離職率です。 面接を受けようとしている職種には、近々で何人の社員が在籍していたでしょうか。過去1年間で4人も採用されていたり、短い雇用期間で退職した社員がたくさんいたりするのであれば、同じ職種に就くには幸先のいい話ではありません。 IndeedやGlassdoorのようなサイトでは通常、期限切れの求人情報を見ることができ、同じ仕事がどのくらいの頻度で再掲されているかがわかります。 ここでも、Glassdoorなどのサイトで会社のレビューに目を通すと役に立ちます。応募しようと考えている職種でうまくいかなかった社員がすでに複数いる場合、企業文化が良くない、サポートがない、非現実的な期待をされるといった状態だということかもしれません。
4. 福利厚生
新しい仕事となると、給与ばかりに目を向けるという間違いを犯しがちです。給与は報酬の最大の側面ではありますが、それだけではありません。 「福利厚生」は人を欺くような言葉ですが、文字通り報酬の一部なのです。仕事を承諾することを決めた場合に受けられる内容の総額を知ることは、意思決定の重要なポイントです。 そのため、休暇や有給休暇、退職金、医療保険、ボーナスなどに加え、ペット保険や無料ジム会員、会社が提供する無料の食事など、あらゆる福利厚生について調べましょう。どれも金額にしてどのくらいの価値があるか大まかに計算できるため、その職種が公正な報酬を受けているかどうか理解が深まります。