大堀「やり切った」 現役最後の大会から帰国―バドミントン
バドミントン女子シングルスでパリ五輪代表の大堀彩(トナミ運輸)が16日、現役最後の試合となったワールドツアー・ファイナル(中国・杭州)を終えて成田空港に帰国した。 トップ選手が集まった大会をベスト4の好成績で締めくくり、「ここまでの出来は想像していなかった。最後までやり切ったなという、すがすがしい気持ち」と心境を語った。 苦しみながら初の代表入りを果たしたパリ五輪では8強入り。「競技人生は本当に長かったが、今までのことが思い出せなくなるほどこの一年間は濃かった。最高の形で引退を迎えることができた」と28歳は表情を和らげた。今後は未定ながら、何らかの形でバドミントンに携わるつもりだという。