50代ミニマリストの「バッグの中身」。重い荷物をぐっと減らし、満足度を上げる3つのコツ
2:必要なときに現地調達すると決める
ふたつめの考え方は「必要になったら現地調達する」と決めること。たとえばマスクや生理用品などの日用品なら、困ったときにコンビニで買うと決めれば、荷物を減らせます。 この考え方は、とくに旅行で荷物を少なくしたいときに役立ちます。天気予報で雨の可能性が低いようなら、念の為の雨具は持たず、もし雨が降ったら傘を現地調達する。靴下や肌着の予備を持たなくても、もしたりなくなったら買うと決めれば、持参しなくてもよいと割りきれます。今は駅の近くなど様々な場所に100円ショップがありますので、100均に売っているものなら予備は不要、という考え方もあります。 荷物の多い人は「もしかすると使うかも」と、いろんな可能性を考えて備える傾向があるんです。そのため、必要になったらそのときに買うと決めてみるのもひとつの方法です。
3:自分にとって「替えのきかないもの」は持ち歩く
3つ目の考え方は「自分にとって替えのきかないものは持ち歩く」ことです。先ほどの例外として、コンビニやお店のない場所に行く場合や、好みのアイテムなど、ないと困るものは減らせません。 自分にとって替えのきかないもの、たとえば急に必要になるかもしれない常備薬、お気に入りのヘッドフォン、肌ざわりが気に入っているティッシュ、旅先で熟睡するためのマイ枕など。これらは「自分にとって」必要なら持ち歩いた方がよいと考えます。 よく使うものや必要なもの、そして替えがきかないもの。これだけを残すと、意外と荷物は減らせるものですよ。持ちものを減らしたくて悩んでいる方の参考になれば幸いです。
本多めぐ