夜空のような“アヴェンチュリンガラス文字盤”が美しすぎる【スイス高級時計“CZAPEK(チャペック)”】四つの世界限定モデルに注目
ジュネーブに本社を置き、独特なデザインと高品質の職人技、そして限定生産で知られる時計ブランド“チャペック”は、スポーティでシックなコレクション“アンタークティック”より、新作限定モデル4バージョンを発表。いずれも2025年の発売が予定されている。 【画像】全部4モデル展開、サイズと文字盤のデザイン違いを見比べる ラグジュアリースポーツウォッチコレクションである“アンタークティック”に加えられた新作アンタークティック ポーラースカイは、いずれもアヴェンチュリン文字盤を採用しているのが特徴だ。ポリッシュ仕上げが施されたスチール製ケースのクールなトーンとの組み合わせで、フォーマルとスポーティ、シックと華やかさが絶妙に混ざり合う新たな感覚のモデルに仕上げられている。 チャペックが長年の愛着を持つアヴェンチュリンとは、17世紀のムラーノ島のガラス職人により偶然生み出されたガラスの一種で、取り扱うには高度で専門的な知識が必要な素材。その繊細さがうみだす美しさを利用した文字盤は、表面を通した光の遊びにより視覚的な深みと星空の輝きを具現化している。 アンタークティック・カットのインデックスを採用した”アンタークティックポーラー・スカイ”に加え、ダイヤモンドをインデックスにあしらったのが“アンタークティックフライング・ダイヤモンズ”だ。ポーラースカイと同じくアベンチュリン文字盤を採用し、インビジブルセッティングによって配置されている。 ”アンタークティックポーラー・スカイ”、“アンタークティックフライング・ダイヤモンズ”ともに、ケースサイズは40.5mmと、2022年に登場したアンタークティックSの38.5mmの2サイズが用意され、四つのバリエーションを生み出している。 4モデルの心臓部には、七つのスケルトン・ブリッジという独特の構造持つブランド初の完全自社開発ムーヴメント“Cal.SXH5”を搭載。可変慣性テン輪とリサイクルされたプラチナ950製のエレガントなマイクロローターを備え、パワーリザーブは約60時間。手作業で面取りされたインワードアングルと最先端のレーザー・エングレービングを組み合わせた美しいビジュアルも魅力のひとつだ。 ブレスレットは、全モデルともリンクがモダンな“C”の形を描くステンレススチール製があわせられているほか、レザー製またはラバー製も付属する。価格はアンタークティックポーラー・スカイの2モデルが583万円、アンタークティックフライング・ダイヤモンズ2モデルは935万円の予定(限定数はモデルごとに異なる)。
文◎Watch LIFE NEWS編集部