<119年越しの夢・’24センバツ耐久>選手紹介/2 /和歌山
◇投手を助けるプレーを 白井颯悟(そうご)選手(1年) 1年生ながら一塁手のレギュラーを勝ち取り、クリーンアップを任されている。昨秋9試合の打率はチームトップの3割8分7厘。少年野球の監督だった父昭之さんの影響で小1から野球を始め、中学時代は軟式野球部に所属した。憧れは阪神の近本光司選手。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 近畿地区大会出場をかけた県2次予選準決勝の和歌山東戦で、初回に3点本塁打を放った。甲子園では低いライナー性の当たりを狙う。「試合に勝つとすごく楽しい。投手を助けるプレーがしたい」 ◇良い意味で期待裏切る 赤山侑斗主将(2年) 「言うべきことを言える」とチームメートからの信頼は厚く、主将として選手19人のチームをまとめる。2学年上の兄が少年野球に勧誘された際「自分もやりたい」と話し、小1で野球を始めた。好きな言葉は「雲外蒼天(うんがいそうてん)」。 「初出場なので、弱いと思われているかもしれない。良い意味で期待を裏切っていきたい」。センバツの目標は出塁率5割で、選球眼を磨く毎日。阪神ファンの祖父に、甲子園球場で活躍する姿を見せたい。