国学院大7区・辻原輝、「あれがなかったらあと15秒は速かった」 中継所手前でのアクシデントに「一瞬時が止まった…」【箱根駅伝】
◇3日 箱根駅伝・復路 国学院大は過去最高タイとなる総合3位に入った。 7区を走った辻原輝(2年)が平塚中継所手前でたすきを落とすアクシデントに見舞われ、「一瞬時が止まった」とその衝撃を振り返った。 ◆“山の名探偵”、決意のポスト【写真】 7区のコースにもなっている神奈川県二宮町出身。何度も走ったことのある道だったが「寒さもあって手に力が全く入らず、たすきをつかめなかった」。すぐに戻って拾ったが、「正直、あれがなかったらあと15秒は確実に速かった」と悔やんだ。 それでも記録は区間2位タイの1時間2分21秒と好走し、総合3位に貢献。箱根では4区で区間新記録を作ることを最終目標に掲げる。走りのイメージを大切に、地味な練習がゴールに近づく唯一の道だと肝に銘じ、「僕は諦めてないし、いけると思っている。必ずやり遂げたい」と言い切った。
中日スポーツ