矢井田瞳 ファンの声で弾き語りツアー再び「わくわくしています」
ヤイコ、ライブや弾き語りへ思い語る
矢井田瞳 ファンの声で弾き語りツアー再び「わくわくしています」 THEPAGE大阪
7月からデビュー16年目を迎え「ヤイコ第2章」をスタートさせた矢井田瞳。8月、「MY LIFE IS MY MESSAGE」(東日本大震災後にHEATWAVEの山口洋が中心となって始めた福島県相馬市を応援するプロジェクト)の一員として、被災した熊本を応援するライブを開催、10月には生まれ故郷・豊中市の市制施行80周年を記念した式典のステージに立って同市のために作ったふるさと応援ソング「その先へ」を披露した。「豊中が自分を育ててくれたから、こうしてデビューできて今がある。そういうゆかりのある土地の式典で歌わせていただいて光栄です」と語る。矢井田にとって大阪は音楽の原点、ライブは活動の源。大事にしていきたいという。12月からは弾き語りツアーで全国を周る(大阪は来年3月26日にサンケイホールブリーゼで開催)。ヤイコといえばライブ。ライブや弾き語りへの思いを語ってもらった。 【拡大写真付き】ヤイコ「大阪の小さな部屋で鳴らした音が原点」
所属事務所を変え16年目のリスタート
──大阪におかえりなさい。いつもありがとうございます。所属事務所を変え新しい環境で迎えられた16年目のリスタート、いかがですか? ライブ三昧でした。夏はいろんなフェスに出させてもらったし、「MY LIFE IS MY MESSAGE」の一員としても熊本や東京、ライジング(RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO)でライブをして、一気に駆け抜けた夏でした。ライブはたくさんやりたいと思っていましたが、思った以上に1本1本の内容が濃かったです。 ──今年の「MY LIFE IS MY MESSAGE」のライブは「福島から熊本を応援」という形でした。熊本に行かれてどんなことを感じられましたか。 熊本地震の報道が東日本大震災のときより早めに少なくなったと感じたので、終息したかのように思っていましたが、実際熊本に行ってみると、街が閑散としていて生々しいひびが残っていたり、熊本城の石垣が崩れているのを直に見て、まだまだ元通りではないと感じました。 ──熊本のお客さんの反応はいかがでした? すごく喜んでいただけたと思います。熊本の地元の方もそうですが、県外からも来てくださっていて、ちっぽけかもしれないですが、熊本の今を知ってもらう一つのきっかけになっていたらいいなと思いました。 ──「音楽を通じて熊本を励ましたい」と山口洋さんがDJになり、ラジオ番組「MY LIFE IS MY MESSAGE RADIO」(エフエム熊本)を始められました。今後、ヤイコさんも出演されますか? はい。出させてもらいます!