「極めて明確な2つの目標」バルセロナが本命視する選手とは?スペインメディア「ひとりはニコ・ウィリアムズだが…」
バルセロナがスペイン代表MFダニ・オルモの獲得を真剣に考えているようだ。スペイン紙『マルカ』が現地時間19日、ナショナルチームの10番を背負うMFの去就を報じた。同紙によると、現在の所属クラブであるRBライプツィヒが定めた契約解除条項の有効期限は20日までだという。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 『マルカ』は「2024-25シーズンに向けて、バルセロナには極めて明確な2つの目標がある。そのうちのひとりはニコ・ウィリアムズだが、もうひとりはダニ・オルモだ」と伝え、先のUEFAユーロ2024(EURO2024)で大活躍した選手の名前を挙げた。 ダニ・オルモはユーロ2024の6試合でピッチに立つと、3ゴール2アシストを記録。大会前半はペドリにスタメンの座を譲っていたが、同選手が決勝トーナメント準々決勝ドイツ代表戦で負傷すると、以降はエース級の働きを見せた。同選手は、マルク・ククレジャやロドリらと共に大会公式ベストイレブンにも選出されている。 『マルカ』はバルセロナがダニ・オルモ獲得を狙う上での懸念点として契約解除条項を指摘しており、20日を過ぎると6000万ユーロ(約96億円)と個人合意のほか、クラブ間の交渉も求められるという。 近年のバルセロナは財政難が叫ばれていたが、今月8日にクラブの会長を務めるジョアン・ラポルタ氏がラジオ局『カタルーニャ・ラディオ』を通じ、「財務が回復傾向にある」と表明した。データサイト『Transfermarkt』が18日に発表したニコ・ウィリアムズの評価額は、7000万ユーロ(約112億円)にのぼる。クラブが本当に両獲りを狙うならば、この2人だけで200億円を超える支出を計上することになる。
フットボールチャンネル編集部