欧州で大苦戦中…。今冬Jリーグに戻るべき日本人(1)移籍大失敗…。全然出られていない、元日本代表の巨人
欧州サッカーでは、まもなく冬の移籍市場の時期を迎える。現所属クラブで出場機会を確保できていない選手たちは、このタイミングで新天地を目指すことも少なくない。その中にはもちろん日本復帰という選択肢も含まれている。そこで今回は欧州でプレーする日本人選手のうち、今冬にJリーグ復帰を検討すべき選手を紹介する。 ※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は12月3日時点。
GK:シュミット・ダニエル 生年月日:1992年2月3日 所属クラブ:ヘント(ベルギー) 24/25リーグ戦成績:1試合 日本のゴールマウスを守った男が窮地に立たされている。シュミット・ダニエルは、所属するヘント(ベルギー)で十分な出場機会を与えられていない。 現在32歳のシュミットは、2017年にシント=トロイデン(ベルギー)に加入して以降、コンスタントに活躍してきた。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会に臨んだ日本代表メンバーにも選出され、2023年にはクラブでジュピラー・プロリーグ通算100試合を達成している。 しかし、今年1月に完全移籍を果たしたヘントではベンチが定位置となっている。今季はここまで公式戦4試合に出場したのみだ。シュミットが今冬の移籍市場で、移籍の方向に動き出すことは現実的なシナリオに思える。 ここで、Jリーグに目を向けてみよう。今オフの移籍ではGKたちの動きに注目が集まっている。 なぜなら、今季はミッチェル・ランゲラック(名古屋グランパス)や権田修一(清水エスパルス)など、リーグを代表する名手たちが所属クラブを去るからだ。これにより「GKの玉突き移籍」が発生する可能性が高く、各クラブはその後釜探しを強いられることになるだろう。 欧州残留か、Jリーグ復帰か。シュミットの去就は明らかになっていないが、その実力と実績はJクラブの興味を惹くのにあまりに十分すぎる。
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