米実況も騙された松山英樹の“落胆”リアクション クラブ手放し首傾げるも…フェアウェーキープ
ザ・セントリー最終日
ゴルフ米男子ツアーの開幕戦、ザ・セントリーは5日(日本時間6日)に米ハワイ州カパルアのプランテーションC(7596ヤード、パー73)で最終第4ラウンドが行われ、首位から出た松山英樹(LEXUS)が1イーグル、7バーディー、1ボギーの65で回り、通算35アンダーで優勝。自身の持つアジア人最多勝利記録を更新する米ツアー11勝目を挙げた。通算35アンダーはPGAツアー新記録。圧巻の4日間で、360万ドル(約5億6600万円)の賞金を手にした。7番ではティーショット直後に“落胆リアクション”を見せるもフェアウェーキープ。米実況も「引っ張った……」と騙されていた。 【動画】「引っ掛けた…」 松山がクラブ手放し“落胆”するも好位置につけた実際のショット映像 この日3アンダーとして迎えた532ヤードの7番パー4。ティーショットを放った松山はフォロースルーの後に体の背後でクラブを手放した。直後に首をかしげて落胆したかの様だったが結果はフェアウェーキープ。それでも、カメラが向けられると顔をしかめていた。PGAツアー公式Xが実際の動画を公開。文面では「引っ掛けた……。でも、ど真ん中へ。ヒデキ・マツヤマは予想できない」とリアクションに注目した。 米専門局「ゴルフチャンネル」の中継でも、実況は「これは少し引っ掛けたようです。打った瞬間から感触が悪かったようで片手でクラブを離しました」と失敗を予想するも、結果を見ると「彼が今日このようなことをするのはこれが最後ではないでしょう」と見事に騙された様子。好調さを称賛していた。 松山はこのホールで今大会2つ目のボギー。その後は立て直し、歴史的なスコアで快挙を成し遂げた。
THE ANSWER編集部