JR東日本が協力、電車をテーマにイベント開催(なぎさ和楽苑、東京)
社会福祉法人東京栄和会は特別養護老人ホームなぎさ和楽苑などの利用者を対象に、電車をテーマにしたイベントを開催した。JR東日本の職員を招き、旗を使った電車の誘導などを体験した。 同苑は昨年から1ヵ月に1回の割合で、利用者が好きなものを皆で楽しむ「推し会」を開催。これまで、旧ジャニーズ事務所のアイドルグループ「snowman」やディズニー、笑点、歌舞伎などをテーマに行ってきたという。 今回のイベントには利用者80人が参加。最初にJRの職員13人が1日の仕事の内容を説明し、その後列車誘導のアナウンスなどを披露した。 続けて利用者らは駅員が信号として使う赤と緑の手旗や、線路に落ちた物をとるためのマジックハンドなどを体験。実際の駅員の制服に身を包んで写真撮影も行った。 同法人職員の保戸田裕美さんは「いつもと違った利用者の笑顔を見ることができてイベントは大成功だった。利用者と職員が一緒に楽しめるイベントをこれからも続けられれば」と話している。