冬は車のトラブル増加 JAF隊員の出動に密着 スリップに脱輪…最多はバッテリー上がり
エンジン始動―。 JAF長野基地・小宮一樹さん: 「このままかけっぱなしにしてください」 依頼した男性: 「運転しちゃって大丈夫?」 JAF長野基地・小宮一樹さん: 「そうですね、走らせた方がいいです」 依頼した男性(75): 「今となっては…こちらも早く雪かきしないといけないし(エンジン始動の)確認はそんなにしなかった気がします。本当に、助かりました」
冬は寒さでバッテリーの容量が減る他、ヒーターの使用などで必要な電気が増えます。 このため、半ドアやライトの消し忘れで「バッテリー上がり」が起きやすくなります。 JAF長野基地・小宮一樹さん: 「最近多い『チョイ乗り』ですかね、少しエンジンをかけてすぐに止めてしまう。この時期あるのが、ごみ出し。寒くて量あるので、数メートル、ごみ収集所まで『チョイ乗り』って、(バッテリーが)上がってしまったというのがぼちぼちあります」 走行距離が短かったり、長期間、運転しなかったりすると、バッテリー上がりを起こしやすく、1週間から2週間に一度は30分ほど車を運転して発電するのが良いということです。
長い信州の冬。 最後にトラブル回避のアドバイスをしてもらいました。 JAF長野基地・小宮一樹さん: 「やっぱり皆さん急ぐのは、朝の出勤時、また帰りに早く帰りたいという気持ちがあると、心にゆとりを持って、運転も速度を出さない、慌てないというのが非常に大事だと思う。『急がば回れ』ということわざは非常に重要だと、日々運転をしていて作業をしていて感じる」
長野放送