水たまりからワニのような口の“古代魚”アリゲーターガー いるはずのない工事現場に…以前から目撃情報も 富山
本来いるはずのない “特定外来生物” のアリゲーターガーらしき魚が捕獲されました。富山県の工事現場の水たまりで見つかって一夜明け、県自然保護課や地元の関係者が見守るなか21日午後、捕獲されました。 【写真を見る】水たまりからワニのような口の“古代魚”アリゲーターガー いるはずのない工事現場に…以前から目撃情報も 富山 富山県富山市内の工事現場で20日、ワニのような口をもつ大型の魚が見つかりました。 一夜明けて21日午後2時、富山県自然保護課や水族館関係者、地元の人や報道陣が集まるなか、捕獲作業が始まりました。 工事現場の水たまりは重機などで狭く区切られ、午後2時、捕獲担当の職員が水たまりに入り網を入れると、ほどなく謎の魚が姿を現しました。 体長は1メートルほど、大きなワニのような口先とヒレに斑点がついているように見えます。 ■観賞魚として販売されていたのか… これまでの目撃情報では、水の中をゆっくりと泳いでいたといいます。 水族館関係者によりますと “謎の大型魚”は、北アメリカ原産の淡水魚、アリゲーターガーの可能性が高いということです。 アリゲーターガーは、ガー目ガー科に分類される古代魚で、かつては観賞魚としてペットショップなどで販売もされていたということです。 水たまりでは、このほかにも北米原産とみられる外来魚が捕獲されました。
チューリップテレビ