大学生の息子が「デビットカード」で全て会計して毎月口座残高を使い切っています…使いすぎは防げないのでしょうか?
デビットカードの使い過ぎを防ぐ方法
大学生の子どもが何度も口座が0円になるまでデビットカードを使ってしまうときは、利用限度額を設定するとよいでしょう。限度額を設定すると、口座の残高ではなく、任意の金額まで使ったらその月はカードが使えなくなります。 各社が設定している国内ショッピングにおける利用限度額の例は表1の通りです。
出典:株式会社三井住友銀行「SMBCデビットの活用術」、株式会社三菱UFJ銀行「【三菱UFJデビット】の利用限度額を確認(変更)したいのですが?」を基に筆者作成 例えば子どものアルバイトによる月収が10万円だとすると、利用上限額を1ヶ月5万円に設定しておけば残りの5万円は使わずに済みます。ただし、あまり低く限度額を設定すると、子どもが必要な費用も払えなくなる可能性があるため、子どもとよく相談してから限度額を決めましょう。 また、カードの不正利用対策としても上限額を決める方法は有効です。1日の上限額も決めておくと、万が一盗難されても一度に使われる被害額を少なくできます。不正利用された形跡は口座の履歴を見れば分かるため、こまめに利用履歴はチェックしておきましょう。
デビットカードでの使い過ぎを防ぐために利用限度額を決めておくことが重要
子どもが何度も口座残高が0円になるまでデビットカードを使用してしまうときは、利用限度額を設定する方法が有効です。限度額を超えて買い物ができなくなるため、自然と利用金額を減らせます。特に子どもが利用履歴をあまりチェックしない場合におすすめです。 なお、デビットカードには紛失や盗難による不正利用のリスクも考えられます。その点からも利用限度額の設定は、万が一の被害額をおさえる方法としても有効であるといえるでしょう。 出典 株式会社三井住友銀行 SMBCデビットの活用術 株式会社三菱UFJ銀行 【三菱UFJデビット】の利用限度額を確認(変更)したいのですが? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部