【スターダム】柔道出身の新人・纏(まとい) 16日大阪でデビュー「将来的には赤いベルトを巻きたい」
女子プロレス「スターダム」に新たな戦士が誕生する。 10日のTKPガーデンシティ千葉大会の開始前、「NEW BLOOD WEST2」(16日、大阪・アゼリア大正ホール)でデビューする纏(まとい=19)がリングに登場。「一歩ずつ成長していけるように頑張りたいと思います」と緊張した面持ちであいさつした。 身長155センチ、体重56・5キロの纏は2005年6月22日生まれの千葉県出身。兄の影響で幼少期に柔道を習い始め、中学、高校では52キロ級で県大会に出場した。父親の影響で新日本プロレスにハマり、高校卒業後の今年4月にスターダムに入門。特技はヘッドスプリング、ハンドスプリングで柔道時代は足技が得意だったという。 デビュー戦では自身の希望が通り、同じ柔道経験者の羽南と対戦することが発表された。リングに現れた羽南から「私デビュー戦の相手は初めてなんです! 一生に1回しかないデビュー戦だからいい試合にしようね。よろしく」とエールを送られ笑顔で握手を交わした。 憧れの選手に朱里、スターライト・キッドの名前を挙げた纏は「関節を取ったり、力強さもあり、スピード感もあるレスラーになりたいです。まずフューチャー(王座)を目指して、将来的には赤いベルト(ワールド王座)を巻きたい」と拳を握った。 なお、纏の正式なリングネームは未定。11日の東京・後楽園ホール大会では、開場中に公開スパーリングを実施する予定だ。今年3月にデビューした梨杏以来となる新人に注目だ。
東スポWEB