“後輩”パンチ佐藤が明かした“不死鳥”佐藤義則の豪快伝説 ドームの屋根を「暑いからって…」
元プロ野球選手でタレントのパンチ佐藤(60)が5日に放送されたBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(木曜後10・00)にゲスト出演。一緒に番組初登場となった、かつての先輩チームメートで野球解説者の佐藤義則さん(70)の豪快な現役時代を暴露した。 1989年ドラフト1位でオリックス入りしたパンチ。だが、当時の外野陣はレベルが高く、「守備がへたくそだった」という自身は、フェンスを駆け上がって本塁打性の打球をキャッチした伝説を持つ山森雅文の守備に憧れていたという。 「あれぐらいうまくなりたかった。とにかくね、当時のオリックス、阪急の外野手っていうのは12球団一ですよね」。そう話したパンチに、隣席の佐藤さんも笑顔で「そうだね」と即、同意。 パンチは「3秒間。カーンって上げたらもう捕っちゃう」「1年目のキャンプで、初日で“僕はもうレギュラーになれない”って思ったもん。山森さんだけじゃない。本西さんもいたし、熊野さんもいたなぁ。藤井さんもいたし、南牟礼さんもいましたしね。とにかく12球団一でしたね」と当時を振り返った。 守備が悪いイメージもないと言われると、パンチは「いやぁ~っ!守備下手ですよ」と自身の弱点をキッパリ。 「だって義則さんピッチャーの時に…」と話したところで佐藤さんが「(パンチの守備位置には)打たせないようにしてたから」といたずらっ子のような笑みを浮かべると、パンチは「(佐藤さんが)“パンチはピンチヒッターにしてください”って。“守備のうまいヤツを使ってください”って…」と佐藤さんが投げる時はパンチは代打待機にしてほしいと首脳陣に直訴していたとぶっちゃけた。 「それ言われちゃったらなぁ~、もう!って。5年でさくっと引退ですよ」と“漫談モード”のパンチ。さすがに佐藤さんは「今のは冗談ですよ」と苦笑いで“そんなこと言ってない”と主張した。 それでも「いいんですよ。外野は(投手が)アウトに取ったボールを捕ってくれればいいんですよ。ファインプレーしてくれなくてもいいんですよ」と豪快な佐藤さん。 パンチが「福岡ドームのドーム(屋根)を“暑いから閉めてくれ”って。ガーーーって閉めさせちゃった人だから。閉めるだけで何百万円もかかるのよ?」とさらに“伝説”をぶっちゃけると、佐藤さんはこれにも“言ってない”と苦笑い。「ホント、ホント!本当ですよ!」(パンチ)「記憶にないけどね」(佐藤さん)「いや、僕は覚えてます!僕の話は嘘じゃないです」(パンチ)とトークが続いて盛り上げていた。