MetaのAIモデル「Llama」がアップグレード。セレブの声搭載、画像認識などワクワクがいっぱい
Meta社は、AIの大規模言語モデル「Llama」をバージョン3.1から3.2にアップグレードし、ワクワクする新しい機能を搭載しました。 今やLlamaは、文章、音声、画像を処理でき、これまで以上に多機能なAIモデルです。今回のアップデートでの特筆すべき機能を紹介していきます。
1. 海外セレブの声で応答するMeta AI
MetaのLlama 3.2のすばらしい機能のひとつが、AIに海外セレブの声が追加されたことです。 このアップデートによって、WhatsAppやMessenger、Facebook、InstagramなどのプラットフォームでMeta AIと会話でのやりとりに対応しました。さらに良いのは、AIの声で返答してくれるので、より個人的で親密な体験ができるのです。 Meta AI has iconic voices too like John Cena, Judy, Awkwafina 🔥🔥Something we missed in OpenAI advanced voice mode pic.twitter.com/u7sEvdT8Hv — Prashant (@Prashant_1722) September 25, 2024 Meta AIに求めるものが回答であれ、説明であれ、ただの娯楽であれ、この機能は、そのすべてをさらに楽しいものにしてくれるでしょう。 女優でコメディエンヌのオークワフィナ、名優ジュディ・デンチ、俳優・WWEスーパースターのジョン・シナ、俳優でコメディアンのキーガン=マイケル・キー、女優のクリスティン・ベルなど、海外セレブの声で返答するように選択することもできます。
2. ビジュアルフィードバックと画像編集機能
Llama 3.2は、画像を「見て」、解釈することもできるようになりました。 文字や文章を解釈するのに優れたAI(チャットボットのように質問に答えたり、長い記事を要約したりするなど)には慣れてきたと思いますが、このAIモデルはまったく新しい次元を切り開いています。 One of the features I love the most on Meta AI is the new ability to edit your photos ─ you can add fun new backgrounds, colors or a unique aesthetic to the editing process using natural language. It’s even more fun when you can do it with photos of your favorite animal 🦙 pic.twitter.com/F9JeOXLWpv — Ahmad Al-Dahle (@Ahmad_Al_Dahle) September 27, 2024 Llama 3.2を使えば、旅行中に歴史的な名所の写真を撮ると、その名所の歴史や重要性などに関する詳細な情報を提供してくれます。この機能は、歴史マニアや冒険旅行が好きな人たちには、特に重宝するでしょう。 しかも、この視覚情報に対するフィードバックはそれだけにとどまりません。Llama 3.2は、必要に応じて新しい背景やディテールを追加するなどして、写真編集の手助けをすることもできます。 ビーチで撮った写真に夕陽を追加したり、背景を完全に差し替えたりすることもできます。 この機能は、PhotoshopやLightroomのような画像編集アプリにある機能と似ていますが、Metaのプラットフォームに直接組み込まれているので、非常にアクセスしやすいのが強みです。