「痛いから社長だ」キャプチャー(c)news1

【11月20日 KOREA WAVE】韓国のしゃぶしゃぶ専門店の経営者が物価高騰で値上げせざるを得ない状況下で顧客から心温まるメッセージを受け取った。経営者はオンラインコミュニティ「痛いから社長だ」にこの出来事を投稿し、予期しなかった応援の言葉がどれほど励みになったか語った。 6年前に店を開いた経営者は、新型コロナウイルス禍による物価高騰に直面しながらも、当初の価格8900ウォン（約979円）を維持してきた。だが、2022年秋にやむなく9900ウォン（約1089円）に値上げした。 しかし、その後もコスト増は止まらず、2024年4月にはさらに1000ウォン値上げし、現在は1人前1万900ウォン（約1199円）で提供しているという。 経営者は、値上げの理由を理解してもらおうとカウンター横に説明文を掲示した。するとある日、1人の客から「頑張ってください」と書いたメモを渡された。そこには「値上げしても問題ない。店主の誠意をいつも感じる。料理には毎回満足しており、これからも通い続けたい」と記されていた。 経営者はこのメモを店舗内に飾っているそうで「辛い時期でも顧客の支持が最も重要だ。真心を込めた努力はいつか報われる」と述べた。この投稿は共感を呼び、多くの励ましの声が寄せられている。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News