<高校野球>夢をつかんだ加藤学園 学校からグラウンドへ毎日6キロ走り込み 第92回選抜高校野球
第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕、阪神甲子園球場)の選考委員会が24日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、一般選考で2019年秋季東海大会でベスト4入りした加藤学園(静岡)の初出場が決まった。 【写真でチェック】21世紀枠の全出場校 加藤学園は創部24年で春夏通じて初の甲子園出場を決めた。「選手の自主性を尊重する」との米山監督の方針の下、思い切りの良い野球で甲子園初勝利を目指す。 投手陣は学校から約6キロ離れた練習グラウンドまでの坂道を毎日走り込み、スタミナや精神力の強化を図っている。昨夏に引退した3年生はコーチ役となり、打撃フォームの改善など下級生への指導を続けてきた。 昨秋の東海大会は準決勝まで進んだ。中京大中京(愛知)が明治神宮大会で優勝し、東海地区の枠が一つ増えて3枠になったこともあり、出場校に選ばれた。主将の勝又は「全員野球を貫き、一戦必勝で戦いたい」と決意を新たにする。【池田由莉矢】 ◇サイトで動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)では、大会期間中の全31試合をライブ中継。「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。デジタル紙面では出場決定号外も無料で配信しています。