「複数人が蹴っている」小田原で公共空間活用イベントのモニュメント壊される
神奈川県小田原市は3日、弁財天通り沿いの史跡整備予定地(同市城内)で実施している公共空間活用イベント「ステキなみちくさ」の会場に設置したモニュメントが破壊されたと発表した。 【写真】破壊されたモニュメント。被害を受け撤去された モニュメントの大きさは縦約90センチ、横約7メートルで、「ODAWARA」のアルファベット文字がデザインされている。多くの人にイベントを周知しようと、断熱材の樹脂を使って受託事業者や市職員が手作りした。 11月26日午後6時ごろ、「複数人がモニュメントを蹴っている」と小田原署に通報があった。市は同29日にモニュメントを撤去し、署に被害届を提出した。 イベントは公共空間を子どもの遊び場に活用してもらおうと試験的に10月から始まり、予定通り12月中旬まで続けるという。
神奈川新聞社