NBAレジェンド、コービー氏のヘリ墜落死に全米衝撃!死の直前に自らの記録抜いたレブロンへ祝福SNS
NBAのレジェンド、コービー・ブライアント氏の乗っていたヘリコプターの墜落による事故死のニュースは全米に衝撃を与えた。 スポーツ専門メディアのESPNは、情報筋の話として、「コービー・ブライアントの13歳の娘、ジアナ・ブライアントさんもカリフォルニア州カラバサスで起きたヘリコプター墜落で死亡した5人の中にいた」と明かした。また「ヘリコプターの乗客には他の選手と親も含まれていた。ロサンゼルス郡保安官事務所によると、事故での生存者はいない。調査が進められている」と状況を説明。 「事故はロサンゼルス・レイカーズのフォワードのレブロン・ジェームズがNBAのキャリア通算得点で3位となりブライアント氏が抜かれた1日後に起きた。土曜日の東海岸時間午後10時39分までブライアント氏はソーシャルメディア上にあり、レイカーズがフィラデルフィア・76ersに敗れる中、ジェームズへお祝いのツイッターを送っていた」とブライアントが死の直前にSNSでメッセージを発していたことを伝えた。 NBCニュースも、事故の衝撃を伝え、「土曜日の夜、ブライアント氏はレブロン・ジェームズが得点数の歴代順位でブライアント氏を抜いた後に彼を祝うツイートを発信していた」と、このことに触れた。 また「ブライアント氏は2010年に雑誌GQの中で、ロサンゼルスのダウンタウンにあるステイプルズセンターで行われるすべてのホーム試合に向かうため、オレンジカウンティの自宅からプライベートヘリコプターに乗っていると話していた」と、ヘリコプター通勤が当たり前だったという事情を明かした。 CBSスポーツは「オレンジカウンティに住むブライアント氏はレイカーズでプレーしていた時、混雑や車の中に閉じ込められることを避ける意味で、試合や練習へヘリコプターを利用することで有名だった」と、これまでも交通渋滞を避けるために、ヘリコプターを多用していたことを明かしている。 また著名人から届く多くの追悼のメッセージも紹介され、ESPNは、「ブライアント氏は2016年にキャリアを終えた20シーズンで卓越した守備とともに膨大な得点を積み重ね、1990年代後半から21世紀初めに最も影響力のあったバスケットボール選手の1人だった」と、その功績を紹介。 「ブライアントの元チームメートで友人のシャキール・オニール氏は、ニュースに気分を悪くし、犠牲者の家族全員に哀悼の言葉を送った」とも記し、オニール氏のツイッター内容を伝えている。