ロサンゼルス・タイムズ紙は「スポーツ界や政界リーダーといったアスリート、著名人らがソーシャルメディア上でレイカーズのレジェンドの死を悼んでいる」と伝え、各人が発するツイッターを紹介した。NFL、ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディは「コービーがいなくなってもうさみしい（ハートマーク2つ、合掌マーク2つ）」とツイート。 　MLB、大谷翔平のチームメイトであるエンゼルスのマイク・トラウトは「この悲しい日に心からの祈りをブライアント一家と乗客の家族へ。コービーが世界に与えてくれた影響は言葉で言い表すことはできない。レジェンドで友人へ安らかに」と発信している。 　また男子ゴルフ世界ランキング1位のブルックス・ケプカは「コービー・ブライアントは育つなかでヒーローだった。この日でも物事に向かうやり方でインスピレーションを与えてくれている。毎日朝起きるとき電話を開けてこのコメントを見る。彼のメンタルは厳しい時だけでなく、人生を通じてやる気を起こさせてくれた。安らかにコービー」とつぶやいた。 　ワシントンポスト紙は「コービー・ブライアントの死がスポーツ界を越えて衝撃」との見出しを取り、「コービー・ブライアント氏の41歳の早すぎる死に衝撃が走り、茫然とさせられる沈黙が人々を襲った。日曜日の午後の始まりに、スポーツや文化を越えた大きな存在の死に選手やファンはショックで包まれた」と伝えた。　 　記事は、バスケットボール関係者やドナルド・トランプ大統領らのブライアント氏の死を悼むツイッター内容を紹介。 「情報はサンディエゴの近くで行われる（男子ゴルフの）ファーマーズインシュランス・オープンの最終ラウンドを観戦するギャラリーの間でも広まった。ニュースは観客を越えて、選手から選手へとも広まった。サンフランシスコ・49ersは第54回スーパーボウルに向かう準備をしていたところでニュースを知った。コーナーバックのリチャード・シャーマンは言葉を失っていた」と続けた。 　グラミー賞の授賞式でロサンゼルスに集まった有名人たちの様子にも触れ、「NBAは8試合があり、デンバーでのロケッツ対ナゲッツは（ブライアント氏を）偲ぶビデオと黙とうによって試合が始められた」と伝えた。 　レイカーズの本拠地であるロスのステイプルズセンターの大きなスクリーンには、コービー氏を追悼する映像が映し出され、集まった多くのファンが悲しみに暮れていた。