「能登に笑顔を 支えに感謝」石川県で被災した鵬学園高校サッカー部が奮闘中
【能登に笑顔を 支えに感謝】 能登での生活に戻った現在も、日常が戻ったとはいえない日々が続くが、選手はサッカーができる喜びを感じている。リーグ戦では「能登に笑顔を 支えに感謝」「能登にエールを皆と共に」との文字を書いたTシャツを着て、集合写真を撮り、SNSで発信した。 その理由について、主将の竹内はこう話す。 「さまざまな支援だけでなく、歩いている時にも『頑張って』と声を掛けてくださる方がたくさんいました。そうした人たちに自分たちの試合を見てもらって、頑張っている姿が伝われば、支援してくださった方を笑顔にできるかもしれない」 被災から6日で学校を再開させた時と同じく、"部活を止めてはいけない"との想いを胸に、鵬学園高校サッカー部は活動を続けている。
森田将義●取材・文 text by Morita Masayoshi