柳葉敏郎「踊る大捜査線 THE MOVIE」セリフ秘話 「すっげえ気持ち悪かった」
俳優柳葉敏郎(63)が2日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜午後3時24分)に出演。1998年公開の映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」の劇中でのセリフをめぐるエピソードを明かした。 【写真】柳葉敏郎、織田裕二との“踊る”豪華ツーショット 同作の終盤では、室井(柳葉)が、刃物で刺された青島(織田裕二)を車で病院に連れていく展開に。この場面で、車内で意識を失った青島がしばらくしていびきをかき始め、青島が「死んだんじゃないのか」と言うシーンがある。 ダウンタウン浜田雅功(61)が、「お笑い的には、(青島の)いびき(の音が)した後に、もう1拍早めに室井さんの『死んだんじゃないのか』って、お笑い的には欲しい。間(ま)的に」と、室井のセリフのタイミングが、お笑いの観点から見ると少し遅いことに言及。 セリフが遅い理由について、「大きいスクリーンの映画館でみんなが見るから、(いびきで観客の)笑いがくるから、それを待たないと『死んだんじゃないのか』が効かへん」と解説する。 80年代のバラエティー番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子」(フジテレビ系)でコントの経験がある柳葉も、「それは俺も現場で言われたの。一応欽ちゃん経由なので、俺なりのお笑いの間があるわけ。それを(セリフのタイミングをずらすように)言われて、『ええっ』って思ったんだけど、いざ作品として映画館で…ってなったら、ドンピシャなんですよ」と驚いたことを明かした。 浜田が「間(ま)的にはちょっと早い方がいいじゃないですか」と言うと、柳葉も「すっげえ気持ち悪かったもん、現場では」と振り返っていた。