Z世代の生成AI利用率:社会人は約25%、学生は約45%と大差。使い方にも違いあり?【デル・テクノロジーズ調べ】
デル・テクノロジーズは、「Z世代の生成AI活用実態・働き方・ITデバイスに関する調査結果」を発表した。普段PCを利用しているZ世代の会社員/学生600人が回答している。
Z世代の生成AI使用経験率:社会人は25.3%、学生は45.3%
まず、生成AIの使用経験について聞くと、「使用したことがある」は35.3%、「知っているが、使用したことはない」は51.2%にのぼった。学生・社会人別で利用率をみると、社会人は25.3%となった一方で、学生は45.3%と約半数を占めた。
生成AIの使用用途を聞くと、最も多かったのが「文書・ドキュメント作成」で56.6%。以下「アイディア出し」が42.9%、「文書・ドキュメントの要約」が40.6%、「情報検索」が40.6%と続いた。なお、社会人においては「情報検索」での利用が最も多かった。
PC環境が生産性に直結? PCに求めることは「処理速度」が圧倒的
就職・転職を検討する際、最先端のPCが会社から支給されるかを重視するかと聞くと、「非常に重視する・重視する」が合わせて50.0%にのぼった。
PCに求めることとしては、「処理の速度」が56.3%で圧倒的。なお、「処理の速度」「起動の速さ」「キーボードの使いやすさ」などの項目では、社会人が学生を10ポイント以上上回っていた。
また、普段使用しているPC周辺機器を聞くと、社会人では「マウス」が76.3%、「キーボード」が53.7%で、デスクワークに欠かせない機器が上位となった。一方で、学生は「イヤホン」「PC用スリーブ・ケース」など、PCを持ち歩いたり、授業を視聴したりするための機器を多く利用していた。
調査概要
・【調査期間】2024年7月29日~2024年7月30日 ・【調査対象】全国のZ世代(18歳~28歳)で仕事や学業での貸与品も含めPCを普段利用している会社員および一般企業への就職を予定/検討している学生 ・【調査方法】インターネットリサーチ ・【有効回答数】600人 (会社員300サンプル、学生300サンプル)