ダブルヘッダーのどちらかの試合に先発する予定の今永昇太（Getty Images）

　日本時間4月19日、シカゴのリグレー・フィールドで行われる予定だったカブス対マーリンズの一戦は悪天候のため延期となった。今日の試合は日本時間4月21日に振り替えられ、ダブルヘッダーの第2試合として行われる。当初予定されていた試合がダブルヘッダーの第1試合（日本時間3時20分開始）となり、第2試合は日本時間8時40分開始と発表された。カブスの今永昇太は日本時間4月20日、マーリンズ4連戦の2戦目に先発予定だったが、今日の試合が雨天延期となったため、1日スライドしてダブルヘッダーのどちらかの試合に先発する予定となっている。 　カブスは開幕から故障者リスト入りしていた右腕ジェイムソン・タイオンが復帰し、今日の試合に先発する予定だった。タイオンの復帰登板が1日スライドし、日本時間4月21日のダブルヘッダーには今永とハビアー・アサッドが先発する予定（順番は未定）。そして、4連戦の最終戦にはベテランのカイル・ヘンドリックスの登板が予定されている。 　一方のマーリンズは、今日の試合に先発する予定だったA・J・パクが1日スライドして明日の試合に先発予定。ダブルヘッダーのどちらかの試合でヘスス・ルザードが登板し、もう一方の試合の先発投手はまだ決まっていないようだ。今永はマーリンズのエース格であるルザードとの投げ合いになる可能性がある。 　ポスティング制度を利用してカブスと4年5300万ドルの契約を結んだ今永は、チームの開幕4戦目に先発してメジャーデビュー。ここまで3試合に先発して15回1/3を投げ、2勝0敗、防御率0.00、奪三振16、与四球2と安定感抜群のピッチングを見せている（失点1だが自責点0）。マーリンズは開幕9連敗を喫するなど、ここまで4勝15敗でロッキーズと並んでリーグ最低勝率に沈んでおり、カブスとしては勝ちを計算したい相手。ここまでの3登板に続いて、今永がチームを勝利に導けるか注目だ。