脱石油依存を目指すサウジアラビア アートに注力する理由は 歴史地区にチームラボが
■アートの力でインバウンド獲得目指す
モハメッドさんの言う通り、ジッダでは今、アートを中心とする文化的交流が盛んになっている。 サウジアラビアのアーティストによる作品が飾られた特徴的な外観の「ハイ ジャミール」は映画館やギャラリーなどを兼ね備えた複合施設だ。 週末ともなればアートに興味のある人々が足を運び、にぎわいを見せているという。 ジッダ市民 「(Q.若いアーティストは増えている?)最近は増えています。私にも歌手やアーティスト、画家の友人が何人もいます」 アートギャラリーに足を運んだ地元の人はこのように話す。 ジッダ市民 「(Q.ジッダにアートギャラリーがあることをどう感じる?)すばらしいことですね。私たちのアラブの起源や、すてきなアートを設置することは」 サウジ国内でアートの機運を高め、国外にアピールしたいと文化省のアルモタワ氏も語る。 アルモタワ氏 「世界遺産に登録されているジッダの歴史地区にチームラボのミュージアムが存在することで、歴史的で由緒ある地域に異なる独創的な現代アートが加わります。より観光客を呼び込みたいです」 アートの力でインバウンドを獲得したいサウジアラビア。そして、猪子代表はさらなる未来を見つめている。 猪子代表 「世界の見え方がほんの少しでも広がったり、変わったりするようなものを作りたいと思うし。本当言うと、さらにめちゃくちゃでかいものを作りたい」 (「大下容子ワイド!スクランブル」2024年11月1日放送分より)
テレビ朝日