【なんでやねん】大阪メトロ中央線に“消えた線路”がある!? 理由を調べてみたら答えは森ノ宮に・・・どういうこと?
大阪メトロ中央線は大阪の中心部を東西に走っている地下鉄で、大阪市住之江区のコスモスクエア駅から東大阪市の長田駅までをつなぐ地下鉄です。 【動画で見る】A.B.C-Z河合&塚田×古川アナ「なんでやねん!?」(news おかえり) 大阪メトロ中央線に“消えた線路”があるのなんでやねん!?
2025年大阪・関西万博が開かれる夢洲への延伸計画もあり注目されている路線ですが、なんといっても特徴は「地下鉄」なのに大阪港駅付近から阿波座駅手前までが地下ではなく高架になっていることです。実はその高架部分の朝潮橋駅近くに”消えた線路”があるんです。
その場所は「中央大通」と「みなと通」が交わる「朝潮橋」という交差点のところ。
現在の線路の方はむりやり曲げたような気が・・・
この“消えた線路”はまっすぐ「みなと通」の方を向いています。見るからに「みなと通」にもう一本、中央線の線路が延びていたような、そんな雰囲気を感じます。 近くにある食堂でお話を聞いてみると・・・ (古川アナ)「もしかして、みなと通って昔、電車が通ってました?」 (食堂店主)「そうですね、この前に大阪市電が通ってました。昭和35年ぐらいまででしたかね。大阪港と本町ぐらいの間」 (古川アナ)「え、今の地下鉄中央線とその市電は、どういう関係ですか?」 (食堂店主)「地下鉄はまだないですね。市電が終わってから地下鉄ができたので」 (古川アナ)「でも市電はこのみなと通を通ってたんですよね?」 (食堂店主)「そうです」
食堂の方によると、「みなと通」には明治から昭和にかけて、路面電車の大阪市電が走っていました。 昭和35年ごろ、大阪市電の代わりに大阪メトロ中央線ができたんですが、地下鉄は市電とは違い「みなと通」を通らずに、「中央大通」を通るルートになったというんです。 ということは、”消えた線路”は「みなと通」を通る市電のルートにも線路を延ばす予定があったという名残なのでしょうか。
専門家に聞いてみると・・・
鉄道にくわしいライターの伊原さんに聞いてみました。すると・・・。 (鉄道ライター・伊原薫さん) 「”消えた線路”は大阪市電とは直接は関係ないですね。中央線は当初、大阪港から弁天町までの3駅だけで開業したんですが、これがヒントです」
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