小池都知事が定例会見3月16日(全文1)優生保護法関連文書調査は最優先で
岸記念体育館の移転について
NHK:最後の質問です。議会の答弁について伺います。これも国のほうで、今、議論になっているかと思うんですけども、岸記念体育館の移転に関係してですけれども、これまで都は平成27年に体育協会から都に要望があったと答弁していました。それが実際は、3~4年前から検討が始まっていて、平成24年に都から協会に提案をしたと。これは今月の代表質問でも答弁が変わっていました。また、森喜朗氏との接触があるかどうかについては、資料が見当たらないと答弁していましたけれども、実際に面会があった資料が示されています。虚偽かどうかとかも含めまして、いろいろな解釈ですとか見方があるかと思うんですけども、少なくとも事実と違う答弁をされていたことが確認はされたかということはいえるかと思います。これについて小池知事の受け止め、考え方をお聞かせください。この間の答弁にあったように、説明に丁寧さを欠いたという範囲のものなのかどうかも含めて聞かせてください。 小池:結論から申し上げます。現時点での結論から申し上げますと、虚偽答弁には当たらないけれども、丁寧さを欠く部分はあったということを聞いております。そして今後、また常任委員会などでも適切に議会への説明も行っていくように指示を出しているところでございます。基本的にこれまでにあったことでございまして、私自身も何がどういうふうに決まっていったのかなどなど、しっかりと私自身に説明をしてほしいということでこれまで重ねてやってまいりました。局から経緯についての説明を受けている中で、請求事項に照らして開示の手続き中のものもございますので、そういったことも踏まえてしっかりとこれからも委員会等でもご説明などをしていくことになろうかと思います。 ですから今、私自身が聞いていることといたしまして、虚偽答弁ではないけれども丁寧さには欠いた部分があったということは聞いております。 NHK:幹事社からは以上です。各社お願いします。 小池:どちらでも、じゃんけん。 【連載】小池都知事が定例会見2018年3月16日 全文2へ続く