狭い庭や玄関先に植えるのはどんな木がいい?果樹や花が楽しめるおすすめ低木
4 カエデ
紅葉するため、緑からバーガンディ、コーラルまで、さまざまな葉の色を楽しめるカエデは、見た目が美しいだけでなく、手入れも簡単です。高い気温や日差しを避けるため、春か秋に植えるとよいでしょう。 枝は自然に美しい形に成長するので、あまり刈りすぎないようにしましょう。
5 ハグマノキ(スモークツリー)
名前の通り、ふわふわとした見た目が特徴的な木で、夏に花を咲かせます。穂状花序と呼ばれる形状の花房は、色白、ピンク、紫、金色などさまざまな色合いをもち、乾燥に強い分、湿気が苦手です。 枝を花瓶に挿したり、フラワーアレンジメントにしたりして、華やかに飾って楽しむことができますよ。
6 ジューンベリー
春には白い花を咲かせ、夏には実をつけ、秋には紅葉するジューンベリーは栽培しやすく、さまざまな耐寒性ゾーンで植えることが可能。 直射日光から半日陰を好みます。実は濃い紫色で鳥に見つかりやすいため、ジャムやデザートをつくりたいなら早めに摘むことをおすすめします。 寒さには強いですが、乾燥する時期は水をたっぷり与えてください。
7 グレビレア
オーストラリア原産の常緑低木であるグレビレアは、針のような葉と、オレンジ、赤、ピンクのユニークな形をした花が特徴で、ハチドリたちが好んでやってきます。 窓の目隠しに最適で、水の少ない庭に適しています。
8 サラサモクレン
白とピンクの濃淡があるカップのような形の花を咲かせるサラサモクレンは、ナポレオン軍の元将校がシモクレンとハクモクレンを交配してつくったものです。 水はけのよい土壌、たっぷりの水、十分な日光を好みます。傾きやすいので、傾き始めたら支えてあげましょう。
9 コウヤマキ
半開きの傘のような幾何学的な形をしたこの針葉樹は、鉛筆の削りかすのように剥がれる赤い樹皮と、渦巻き状に生える黒い針葉が特徴です。 常緑で成長が遅いコウヤマキですが、9m程度まで成長するため、暖かい地域では剪定が必要です。直射日光を好みます。
10 ハナズオウ
北米原産のハナズオウは、ピンク、紫、マゼンタの花とハート形の葉が特徴です。華やかで育てやすく、蜜を多く含む花は花粉媒介者を引き寄せ、水平に広がる枝は圧巻です。 周囲の大きな木と重ねて植えたり、平らな芝生に植えたりすると庭が華やかになる低木です。秋は、種子が大好きなコガラやコリンウズラに注意してください。