2024年F1第13戦ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第13戦ハンガリーGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。 【写真】2024年F1第13戦ハンガリーGP予選 ポールポジションのランド・ノリスと2番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン) ■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム) 予選 5番手 今週末はスナップが出ないようにバランスを取るのがとても難しかった。暑さのせいでそれがさらに悪化していたみたいだけど、比較的涼しい今日のコンディションでも苦戦を強いられた。タイヤを機能させるのがかなり大変で、結局求めていたほどにはいかなかった。すべてを最適化できていればコンマ1、2秒は速かっただろうけど、今日のポールポジションを争うには不十分だった。 明日は金曜日と同じように非常に暑い予報だ。難しくなるだろうけど、みんなも同じ状況だ。僕たちのスピードが周りにいるクルマと比べてどうなのかがわかるのは興味深い。プラクティスでのロングランのペースは悪くなかったけど、明日はどうなるのか様子を見なければならない。 ■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ) 予選 4番手 全体的にいい予選を過ごせた。コースに出れば毎回いいラップを残せたし、クルマを限界までプッシュすることができた。この週末は少しずつ改善を続けているが、タイムシートを見ると、4番手が今日の最大限の結果だったと思う。 明日はチャンスが巡ってくるかもしれないし、それを活かせる位置にいなければいけないから、レースを通して非常に集中する必要がある。さあレースをしよう! ■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング) 予選 3番手 今日は3番手という結果に終わり、少し悔しい。僕が感情を見せたこと(予選ラップ走行後にステアリングを叩いて悔しがっていたこと)は、自分たちのパフォーマンスを気にかけ、良い結果を出すことを本当に大事にしていることの表れだ。 今日のプラクティスでのロングランは悪くなかった。週末を通してマシンの正しいバランスを見つけ出すために取り組んできたけれど、まだやるべきことが残っているし、現実的になる必要もある。 Q3で赤旗が出た時点で、すでに新品(ソフト)タイヤを使ってしまっていたので、(セッション再開後に)コースに出ていく意味はなかった。ラップタイム向上は望めなかったからね。 予選ではもう少し良い結果を望んでいた。でもこのマシンからベストの力を引き出し、ペースをもう少し改善するために何ができるかを評価し、確認するつもりだ。 今日はパフォーマンスを最適化することができなかった。明日に向けて何ができるのかを見極め、より良いレースデーを送るために、チームと協力し合って取り組んでいく。 (クラッシュした)チェコ(ペレス)にけががなくてよかった。彼はそれまで良い週末を過ごしていただけに残念だった。 明日は気温が上がるようなので、レースがどういう展開になるか見ていこう。 ■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) 予選 2番手 フロントロウを確保できたのはすごいことだし、チーム全体にとって素晴らしい結果だ。最後のラップは良い出来だったけれど、ポールと100分の数秒差だった場合は、もう少しうまくできたかもしれない小さなことについて考えてしまう。 昨日は(トラブルで)難しい日を過ごした。でもチームの皆が懸命に対応してくれたおかげで、今朝しっかり挽回することができてよかった。そこから午後にかけて改善を重ねていき、このチャレンジングなコンディションでの予選をポジティブなものにすることができたんだ。明日は良いスタートを切って、チームのために素晴らしい結果を残したいね。 (予選後の会見で語り)ここはターン1までの距離が長いから、レースではあらゆることが可能だ。もちろん自分がトップに立ちたいと思っている。でも2台揃ってフロントロウに並ぶわけだし、チームとしてチャンピオンシップでの勝利を目指すという大きな仕事がある。だから賢く戦うよ。マシンはとても速く、今週末うまく機能している。決勝でもワンツーを維持したい。僕たちふたりのなかで、どちらが1位になるのかをかけて、戦うことになると思うよ。 ■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) 予選 1番手 とてもうれしいよ! コンディションが絶えず変化して、簡単な予選セッションではなかった。僕たちは着実に進歩している。今週末を迎えるにあたって、今回良い仕事ができるという自信を持っていた。チームがワンツーを達成したのは素晴らしいことだし、懸命に働いてきた皆に対する大きな報奨だ。 明日はコンディションがまた変わるかもしれないけれど、僕たちは、どういう天候でも対応できる最高のポジションからスタートする。マシンは好調だし、良い走りができると感じる。明日もコース上で強力なパフォーマンスを発揮するのが楽しみだ。 [オートスポーツweb 2024年07月21日]