落合博満氏 「サンモニ」で大谷翔平が初出場「WS」を巡り「日米」の違いを解説「個人の成績がどうのこうのって誰も考えてない」
元中日監督の落合博満氏が27日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)に生出演した。 番組では、25日(日本時間26日)の「米大リーグ ワールドシリーズ第1戦」で延長10回にドジャースがF・フリーマン内野手のWS史上初の逆転サヨナラ満塁弾でド軍が先勝したことを報じた。 ドジャース・大谷翔平投手は「1番・DH」で出場。8回にWSでは日本人10年ぶりの安打となる右翼フェンス直撃二塁打を放ち、同点劇を演出した。 落合氏はWSについて「ワールドシリーズに出て、そこで勝つってことが大前提なんで、個人の成績がどうのこうのって誰も考えてないですよ」と指摘した。さらに「だから、アメリカの場合は先発ピッチャー中1日でも2日でもどんどんつぎ込んでいくでしょ?でも日本の球界ってそれしないでしょ?その辺の戦い方の違いがアメリカと日本の違いなんであって」と解説し「ワールドシリーズに出てくるのは何年に1回…彼らはあのリングを目指して戦っているんでね」と明かした。 ドジャースの先勝に「この1勝は、あと3つ負ける間に3つ勝てばいいという計算なんです。3敗してもまだひとつ残っているからという戦い方。だから誰がどうあっても4勝するんだっていう…その意気込みが違います」と解説。さらにWSは「個人の活躍は度外視して…勝つことによって自分の成績が上げればそれは越したことないんだけど、自分の成績が悪くてもチームが勝てば万々歳だっていう戦い方ですよ」と明かしていた。
報知新聞社