秋のパーティシーンに映える「格調高い着物」華やかな柄と色遣いが美しい秋の訪問着コーデ
結婚式、祝賀会、叙勲など、華やかなパーティシーズンが到来。秋らしい模様や豪華な金銀使いの着物が活躍する時期です。秋のパーティシーンに映える、煌びやかな装いをどうぞ。
たゆたう菊水模様で、優雅に季節感を演出
金糸の刺繡が豪華な訪問着は、流れるような菊水模様で秋らしさを演出します。金箔使いで大胆に菱模様を表した袋帯を合わせて格式高い装いに。着物の柄から色を引いた帯〆の紫をポイントに。 着物/銀座もとじ和染 帯/銀座もとじ和織 帯〆/龍工房 帯あげ/みふじ[加藤萬] リング/ミキモト[ミキモト カスタマーズ・サービスセンター] バッグ ぞうり2点とも/伊と忠
シルバーがシックに輝く、モノトーンの唐草模様
モノトーンの色使いで唐草模様を表現した、モダンな印象の訪問着。柄付けには銀糸による刺繡と銀の縁取りで、色数を抑えたなかにも上品な華やかさを演出。同系色の袋帯でまとまりよく着こなして。 着物/銀座もとじ和染 帯/銀座もとじ和織 帯〆と帯あげ/絞彩苑種田 リング/和光 バッグ/ロド[和光]
小袖模様を金襴緞子で。贅を極めた織りの艶めき
金糸を多用した重厚な織りの訪問着は、桃山時代の小袖(こそで)を題材に肩に雪持ち笹、裾に藤を織りなし、地紋は江戸時代の能装束から桐草花を写した金襴緞子(きんらんどんす)。桐と亀甲花菱模様の袋帯で格調高く。 着物と帯/錦の小袖・創琳 tel.075-414-1670 帯〆/龍工房 帯あげ/さんび[荒川] バッグ/伊と忠 撮影=水田 学(NOSTY) ヘア&メイク=光倉カオル(ダイナミック) 着付け=奥泉智恵 モデル=熊沢千絵 撮影協力=リーガロイヤルホテル東京 編集=秋月和美 『美しいキモノ』2024年秋号より