私はコーヒーが好きなので豆を挽いて毎朝飲んでいます。夫に「高くつくからインスタントでいいんじゃない?」と言われたのですが、どれくらい出費は変わるのでしょうか?
コーヒーを好んで飲む人の中には、インスタントではなく自分で豆を挽いて飲むことにこだわっている人もいるはずです。毎朝自分で豆を挽いてコーヒーを飲むとぜいたくな気持ちになることもありますが、実際にはどのくらいのコストがかかっているのか確認してみましょう。 本記事では、コーヒー豆とインスタントコーヒーの費用相場を比較するとともに、アンケート調査を基にした自宅で飲むことの多いコーヒーの種類や、費用をおさえてコーヒーを楽しむ方法についてもご紹介します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
コーヒー豆とインスタントコーヒーの費用相場
コーヒー豆は種類やメーカーなどによって値段が異なりますが、あるネットスーパーで確認したところ、以下のようなものが販売されています。一人分のコーヒーにコーヒー豆を約10グラム使用するとして、10グラム当たりの費用も計算してみました。 ・150グラム:761円(税込み)/10グラム当たり約51円 ・300グラム:1037円(税込み)/10グラム当たり約35円 ・220グラム:1674円(税込み)/10グラム当たり約76円 次に、インスタントコーヒーの値段についてもご紹介します。一人分のコーヒーにインスタントコーヒーを約2グラム使用するとして、2グラム当たりの費用もまとめました。 ・200グラム:517円(税込み)/2グラム当たり約5円 ・120グラム:1609円(税込み)/2グラム当たり約27円 ・65グラム:1566円(税込み)/2グラム当たり約48円 一人分で比較すると、コーヒー豆よりもインスタントコーヒーを使用した方が数十円安くおさえられる可能性があります。例えば、1杯のコーヒーに76円のコーヒー豆を使用するのをやめて5円のインスタントコーヒーを使用した場合、71円安く済ませられます。 毎朝コーヒーを飲む人だと、1ヶ月(30日)で2100円以上も節約できるでしょう。
自宅で飲むことが多いコーヒーの種類は?
株式会社クロス・マーケティングが2024年に実施した「コーヒーに関する調査」によると、自宅で飲むことがあるコーヒーとして最も多かったのは「インスタントコーヒー」の41.7%で、次いで「缶コーヒー」「飲み切りサイズのペットボトルのコーヒー」「市販のドリップパックコーヒー」となっています。 豆を挽いて飲む方法は「コーヒーメーカーで淹れたコーヒー」や「ハンドドリップで淹れたコーヒー」に含まれると考えられますが、どちらも14~15%台の割合を占めています。 自宅で飲む際は手軽さを重視する人が多い中、豆を挽いて本格的なコーヒーの味を楽しむ人も一定数いるようです。