波乱含みの日本株市場で堅調な株価推移に期待の3銘柄
冬らしいイルミネーションが増えてきた東京都心。冬空に輝く光源のようなキラリと光る銘柄は何か(写真:ブルームバーグ)
12月8日のアメリカ株式市場では、新規失業保険申請件数の増加を受けて、利上げペースが減速するとの期待感が浮上。ダウ平均株価は前日比183ドル高と上昇した。この流れを受けた翌9日の東京株式市場は主力ハイテク銘柄を中心に買われ、日経平均株価は前日比326円高の2万7901円と3日ぶりに大幅反発した。 来週(12~16日)の東京株式市場は、13日発表のアメリカの11月CPI(消費者物価指数)と13~14日開催のFOMC(連邦公開市場委員会)の内容次第で、売り買いが交錯する波乱の展開も予想される。ただ、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)への見方が極端に上振れしない場合は買い優勢となる可能性もある。 来週の日経平均の想定レンジは2万7400~2万8400円とする。
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冨田 康夫