「ウェンズデー」ジェナ・オルテガ、SNSでの性的嫌がらせ&AIポルノ被害を告白
人気ドラマ「ウェンズデー」で一躍スターダムに駆け上がった若手女優ジェナ・オルテガが、SNSでの性的嫌がらせ被害とAIによる偽ポルノ画像の問題について、米ニューヨーク・タイムズのインタビューで赤裸々に明かしている。 オルテガは12歳の時、イメージ作りのためにTwitter(現X)アカウントを作るよう言われたが、最初に開いたダイレクトメッセージは見知らぬ男性からの性器の写真だったという。「ウェンズデー」公開後、状況は悪化。「馬鹿げた画像や写真が殺到し、不快で気分が悪くなった」と語るオルテガは、数年前にアカウントを削除するに至った。 さらに、オルテガはAI技術の悪用についても懸念を示している。「AIが嫌い」と率直に語り、「子ども時代の自分の写真に下品な加工をされた画像を見せられるのは恐ろしい。腐敗しているし、間違っている」と強く非難した。 実際、AIによる偽ポルノ画像生成は急増している。2023年にオンラインで投稿された非合意の性的ディープフェイク動画の数は、それ以前の全ての年の合計を上回ったという。米国では過去1年間、AIで作られた偽のヌード写真の被害に遭う10代の少女が増加。カリフォルニア州のある中学校では、同級生の偽のヌード画像を作成・共有した5人の生徒が退学処分を受けている。 オルテガは現在、プライベートを大切にし、SNSとは距離を置いているという。最新作「ビートルジュース ビートルジュース」は、9月6日に全米公開される。