阪神が来季コーチ陣を発表!藤川監督の背番号は22に決定 小谷野氏、梵氏、金村氏ら入閣【一覧】
阪神は21日、来季のコーチ陣を発表し、藤川球児新監督(44)が背番号22をつけることが正式に決まった。新入団の小谷野栄一1軍打撃チーフコーチ(44)、梵英心2軍打撃コーチ(44)、再入団の金村暁1軍投手コーチ(48)、新任の片山大樹1軍ブルペンコーチ兼ブルペンキャッチャー(49)、俊介2軍野手コーチ(37)が同日、西宮市内で会見した。 【写真】固い握手をかわす小谷野コーチ オリックスから加入した小谷野コーチは「セ・リーグを経験したことがなかったので、自分自身のチャレンジ」と決意表明。同学年の藤川新監督から「『力になってくれないか』というような言葉をいただいて、自分でもできることがあるのであればと決断した」と明かした。昨年の日本シリーズでも対戦した阪神打線については「強くて、とても魅力的なチーム」と印象を語った。 3年ぶりに復帰した金村コーチは「こんなに早く帰ってこられるとは思わなかった」と驚きの第一声。「最強の投手陣を作って、藤川監督に恩返しできれば」と力を込めた。1軍で戦える「先発8枚、中継ぎ10枚」を整備することが「最優先課題」とし、「実績組の復活、新戦力の台頭も必要。全員フラットな目線で一から競争してもらえたら」と期待した。 片山コーチは藤川新監督から現役時代に贈られたという“タテジマ”のスーツで会見に臨み「藤川監督から『長年、中からタイガースを見てきた経験と知識は財産』と言われ、即答というか『手伝わせてもらいたい』と言いました」と明かした。 今季までオリックスで内野守備走塁コーチを務めた梵コーチは「本当にありがたいご縁をいただいた」と感謝を口にした。同学年の藤川新監督については「対戦して、見ていた選手。比べようのない存在」とし、「1軍に上がるだけでは意味がない。1軍で活躍できる選手が数多く選ばれるように育てていきたい」と抱負を語った。 俊介コーチは登録名が現役時代と同じ「俊介」となる。藤川新監督からは「おめでとう。これから一緒に頑張っていこう」と声をかけられたという。プロのコーチ経験はなく「選手の目線に立って、僕も選手から学びながら切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と初々しく語った。 1、2軍のスタッフは以下の通り。 【1軍】 監督 22 藤川球児(44) 総合コーチ 74 藤本敦士(47)(1軍内野守備走塁コーチから配置転換) 投手チーフコーチ 88 安藤優也(46) 投手コーチ 73 金村暁(48)(再入団) 1、2軍打撃巡回コーディネーター 86 和田豊(62)(2軍監督から配置転換) 打撃チーフコーチ 83 小谷野栄一(44)(新入団) 打撃コーチ 71 上本博紀(38)(2軍野手コーチから配置転換) 内野守備走塁コーチ 70 田中秀太(47)(2軍内野守備走塁コーチから配置転換) 外野守備兼走塁チーフコーチ 96 筒井壮(49) バッテリーコーチ 87 野村克則(51)(2軍バッテリーコーチから配置転換) ブルペンコーチ兼BC 93 片山大樹(49)(ブルペン捕手から配置転換) 【2軍】 監督 78 平田勝男(65)(1軍ヘッドコーチから配置転換) 投手チーフコーチ 90 久保田智之(43)(1軍投手コーチから配置転換) 投手コーチ 72 江草仁貴(44) 投手コーチ 89 渡辺亮(42) 打撃チーフコーチ 91 北川博敏(52) 打撃コーチ 77 梵英心(44)(新入団) 守備走塁チーフコーチ 81 馬場敏史(59)(1軍内野守備走塁コーチから配置転換) 内野守備走塁コーチ 75 山崎憲晴(37)(2軍打撃コーチから配置転換) 外野守備走塁コーチ 76 工藤隆人(43) バッテリーコーチ 84 日高剛(47)(2軍バッテリーコーチ補佐から配置転換) 野手コーチ 79 俊介(37)(振興部アカデミーコーチから異動)