レヴァークーゼン相手に最終ラインで奮闘…チェイス・アンリが感じた思いとは「たぶん人生で一番きつかった試合」
シュトゥットガルトのチェイス・アンリが、引き分けに終わったレヴァークーゼン戦を振り返った。 シュトゥットガルトは1日、ブンデスリーガ第9節でレヴァークーゼンと対戦。チェイスはスタメン出場を果たした。昨年のリーグで首位と2位になった両者の対戦は、立ち上がりからレヴァークーゼンがポゼッションを掌握。高い位置からプレッシングをかけ、ボールを奪っては速攻、遅攻を繰り出しながら攻撃を仕掛けていった。 試合全体を通してレヴァークーゼン優勢でゲームが進んだが、シュトゥットガルトもチェイスを含めて体を張った守備で対抗。難しい時間は長かったものの、最後までも守り切りスコアレスドローとなった。 3試合連続で先発出場を果たしたチェイスは最終ラインで奮闘。チャレンジした縦パスを奪われてピンチを招くシーンもあったが、相手のエースストライカーであるヴィクター・ボニフェイスとの1対1でも見事な対応を見せ、無失点での勝ち点獲得に貢献した。 試合後、チェイスは「今日、たぶん人生で一番きつかった試合じゃないですかね」と一言。守備では奮闘した手応えこそあるが、相手が外してくれたところもあるとし、「2列目の飛び出しとか、落ちてくる選手の対応が難しかった。本当にいい経験でした」と試合の印象を語った。 また、チェイスはボニフェイスとの対峙について「絶対に負けちゃいけない」と考えていたと明かし、「そういう選手を止めないとこれから上に行けないと思う。年齢関係なく絶対止めてやろうと思っていました」とマッチアップを振り返っている。 最後には「こういう経験は滅多にないですし、本当に大事にしていきたい」と前を向いたチェイス。来週はチャンピオンズリーグもある中、出番を得ることができるだろうか。