【プレビュー】戦いの舞台は再び北米へ…前年に続き今季もスプリントも実施、総合力が試される第19戦アメリカGP|F1
10番手走行の角田裕毅は後方アルボンとの差がある上、アルボンが5秒ペナルティを受けたこともあり、55/56周目にピットへと入りソフトタイヤにチェンジ。ファイナルラップではセクター1、2、3すべてトラックデータ上ではマゼンタ色の1:38.139をマークし、キャリア初のファステストラップとなった。 角田は2023年4度目の入賞となる10位1点、そしてFLの1点も加算して、アメリカGPで大殊勲の2点を奪取している。また、デビューイヤーから3年連続のアメリカGP入賞となった。FLは1989年オーストラリアGPの中嶋悟、2012年中国GPの小林可夢偉に続いて、日本人3人目となる。 レース後、2番手ハミルトンと6番手ルクレールに技術違反があったとして、スチュワードは失格と公式発表。これにより角田は10位から8位に繰り上がり、手にしたポイントも2から5へと変更となった。 9位アルボン、10位ローガン・サージェントとなり、同年ルーキーだったサージェントは、母国レースで待望の初ポイントを獲得した形になる。