「1週間トレーニングせずともゴールを決められる」 古巣と対戦するマレスカ監督。ヴァーディーはケインとルーニーよりも優れたストライカーであると称賛
レスターのホームで試合が行われる
プレミアリーグ第12節レスター対チェルシーの一戦は、エンツォ・マレスカ監督が古巣と再会する注目の一戦となる。 現役時代は主にイタリアでプレイしたマレスカ監督は、アスコリで指導者業をスタートさせ、2020年にマンチェスター・シティのU-23の監督となった。そこからパルマに加入し、初となるトップチームの指揮を経験すると、2023年にレスターの監督に就任した。 マレスカ監督は2部に落ちたレスターをすぐに復活させ、1年でのプレミアリーグ昇格に貢献。その後トッド・ベーリー氏が共同オーナーを務めるチェルシーに引き抜かれた。 マレスカ監督は古巣との対戦にあたって、37歳ながら今でもチームのエースとして攻撃をけん引しているジェイミー・ヴァーディーをハリー・ケインやウェイン・ルーニーよりも優れたストライカーであると、『BBC』に語っている。 「ヴァーディーは素晴らしい選手だが、彼がどれほど優れているか誰も気づいていない。イングランドはケインやルーニーといった多くのストライカーに恵まれたが、私に言わせればヴァーディーが最高のストライカーだ」 「私が思う彼の強みはオープンな心だ。昨季の彼は最前線から少し降りて攻撃にかかわるなど、柔軟にプレースタイルを変えることができ、まだ学びたいと思っている。もちろん最も難しい得点を決めるということもできる。彼は1週間トレーニングせずに試合をしたとしてもゴールを決める選手だ」 そんなヴァーディはここまで10試合で4ゴール1アシストを記録しており、マレスカ監督はレスターのエースを封じる策を持っているのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部