ドジャース・フリーマンのサヨナラ満塁弾ボール「2億4000万円」落札 史上最高額は大谷翔平
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)がワールドシリーズ(WS)史上初となる逆転サヨナラ満塁本塁打を記録したボールが、14日(日本時間15日)に「156万ドル(約2億4000万円)」で落札された。 劇的な一発が放たれたのはヤンキースとの第1戦(10月25日=同26日)。1点を勝ち越された直後の延長10回に二死満塁の場面で右翼席に叩き込み、本拠地ロサンゼルスのドジャー・スタジアムは地鳴りのような大歓声に包まれた。右足首と肋骨を負傷しながら、その後も強行出場を続け、5試合で打率3割、4本塁打、12打点でWSのMVPに輝き、チームを4年ぶりの頂点に導いた。 シリーズの行方を左右したポイントはいくつもあるが、フリーマンの一発は間違いなくそのうちの一つ。その歴史的なボールは今月4日(同5日)からオークションにかけられていた。テレビ放送局「NBCロサンゼルス」は「ラグーナニゲルを拠点とするSCPオークションがこのボールを売りに出し、世界中から22件の入札があった。オークションは何度も延長され、当初の終了時刻から約3時間後に終了した」と報道した。 スポーツボールで落札された史上最高額は、今季「50―50」の快挙を達成した大谷翔平投手(30=ドジャース)による50号ボール。台湾企業が「439万2000ドル(約6億3700万円)」で落札し、台湾で最も高いビル「台北101」で展示された。
東スポWEB