【この秋楽しむベランダガーデニング】プランター栽培OK!今から植えたい多年草6選《育てやすくてキレイ》
少しずつ涼しくなってくる9月。ベランダでガーデニングを楽しんでいる方や、これからベランダガーデニングを始めたいと思っている方も、この秋は何を植えようかと考え始めているのでは? ◆【写真全6枚】重厚な色合いが華やかな「オステオスペルマム」など秋のベランダガーデンが華やぐ多年草の花をご紹介 ベランダガーデニングで取り入れる植物選びの大前提は「プランター栽培しやすいこと」ですが、他にも広さや日当たりなど、ベランダによってさまざまな条件がありますよね。 また、プランター栽培は庭植えと比較して、植え替えや水やりの手間が多くなりがち。でも、なるべくお世話が簡単な植物を取り入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、今から植えられてプランター栽培しやすい、ベランダガーデニング向きの多年草6選を、参考価格とともにお伝えします。 一度植えれば毎年花を咲かせてくれる多年草を、日なた向き・日陰向きに分けてご紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
マンションでベランダガーデニング!プランターに今から植える「日なた向き」の草花3選
●オステオスペルマム[常緑] 春と秋に、おしゃれな花を次々と咲かせるオステオスペルマム。品種が豊富で、花色や花形のバリエーションがとても豊富です。無機質なベランダも、明るくおしゃれな雰囲気にしてくれますよ。 寄せ植えの主役に取り入れられることが多い花ですが、こんもりと大きくなるので、単体で植えても見ごたえ抜群。複数の品種を1つずつプランターに植えて寄せ鉢にすると、華やかでお手入れもしやすいですよ。 開花中は日向に置き、定期的に肥料を適量与えて花がら摘みをするとたくさんの花が楽しめます。高温多湿や寒さに弱いため、冬は霜が当たらない場所に置き、真夏は半日陰に置くか、日よけをしてください。植え替え適期は初夏と秋です。 ※参考価格:600~1000円前後(3~3.5号ポット苗) ●ゼラニウム[常緑] ゼラニウムは、ぱっと目を引く鮮やかな花を咲かせます。ヨーロッパの写真で、ベランダの手すりや窓辺に飾られている鉢植えの多くは、このゼラニウム。マンションのベランダを、海外のようなおしゃれ空間にしたい方におすすめです。 花色は赤、オレンジ、紫、白、ピンクなど。品種によって花期が異なるため、秋に花を楽しみたい方は、初春から晩秋まで花が咲く「四季咲き」を選びましょう。また、ハーブゼラニウムという香りを楽しむ品種もあります。 弱アルカリ性の土を好むので、ハーブ用培養土が適しています。満開の花を長く楽しむため、開花中は適期的に固形肥料を与えましょう。植え替え適期は初夏と秋です。 ※参考価格:300~1000円前後(3号ポット苗) ●ガーデンシクラメン[落葉(夏に休眠)] ガーデンシクラメンは、室内向きのシクラメンと比較して寒さに強いため、屋外でも越冬できる品種。秋から春先の花が少ない季節に、おしゃれな花でベランダを彩ってくれます。 また、ガーデンシクラメンはコンパクトな球根植物なので、狭いベランダでも育てやすいのが嬉しいポイント。花色や花形、葉色のバリエーションが豊富なので、複数の品種を寄せ植えしたり、他のお花と合わせたりするのも楽しいですよ。 初夏に地上部が枯れたら地際で切り戻して日陰に置きます。夏の間は断水し、気温が下がってきたら水やりを再開して、葉が出てきたら肥料を与えて日が当たる場所に移動してください。基本的には植え替えの必要はありませんが、鉢や土を新しくしたい場合は、秋に行いましょう。 ※参考価格:400~900円前後(3~3.5号ポット苗)