【この秋楽しむベランダガーデニング】プランター栽培OK!今から植えたい多年草6選《育てやすくてキレイ》
マンションでベランダガーデニング!プランターに今から植える「日陰向き」の草花3選
●ツルニチニチソウ(ビンカ・マヨール)[常緑] つやのある葉と、動きのあるおしゃれなつる、春から梅雨前に咲くかざぐるまのような花など、魅力が多いツルニチニチソウ。斑入りの葉はとくに、日陰のベランダを明るく彩ってくれます。 ハンギングに植え、つるを垂らして育てると見栄えがします。寄せ植えの外側に垂らして育てるのもおしゃれですよ。つるが伸びすぎたら適宜切り戻してください。 初心者さんやお忙しい方でも育てやすい、丈夫な多年草。植え替え時には、根も切り戻しておくと、サイズをキープしやすくなります。植え替えの適期は春と秋です。 ツルニチニチソウは暖地向きで、ヒメツルニチニチソウは寒冷地向きの品種。どちらも毒があるため、小さなお子さんやペットが口に入れないよう、注意してください。 ※参考価格:250~1100円前後(3~3.5号ポット苗) ●ヒューケラ(ツボサンゴ)[常緑] 一年中鮮やかな葉が魅力のヒューケラ。品種によって色や形が違う個性的な葉は、リースなどのアレンジや押し葉にしても楽しめます。初夏には花茎を伸ばし、小さな釣り鐘型の花を咲かせるのも楽しみですね。 品種がたくさんあるため、色違いのヒューケラを数種類取り入れて、寄せ植えや寄せ鉢にすると、日陰のベランダも華やかな印象に。他の花と組み合わせて寄せ植えにするのもおすすめです。 プランター栽培でもあまり手がかからず、育てやすい多年草。秋と春に固形肥料を与えると元気に育ちます。高温多湿に弱いため、梅雨前に葉数を減らし、株内の風通しをよくすると夏越ししやすいでしょう。 ※参考価格:300~900円前後(3号ポット苗) ●シュウメイギク[半常緑] 秋に白やピンクのキュートな花を咲かせるシュウメイギク。ナチュラルな雰囲気のベランダにしたい方におすすめのお花です。 ベランダガーデニングでは、矮性品種を選びましょう。八重咲やカップ咲き、斑入り葉など、個性的な品種も販売されています。 背が高くなりがちですが、初夏に根元から5cmぐらいの高さでカットするとコンパクトなサイズをキープできます。 秋と春に固形肥料を適量与えると、花つきがよくなります。寒い地域では冬に地上部が枯れるため、根元で切りつめて冬越ししてください。 地下茎が伸びるので、植え替えのタイミングで根も切り戻すとコンパクトに。植え替えや株分けの適期は春と秋です。 ※参考価格:450~1200円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今から植えられる、コンパクトでプランター栽培しやすい、ベランダガーデニング向きの多年草を6つご紹介しました。植えてみたい多年草はありましたか? ベランダは季節によっても日の当たり方が変わるもの。もし、植物の徒長や葉色の悪さが気になったら、プランタースタンドに置く、ハンギングプランターに植えて手すりの内側にかけるなど、日当たりを工夫してみてください。 ベランダガーデニングでは、1~2年に一度の植え替えが必要になりますが、少しずつ大きくなる植物をお世話する時間は癒されますよ。ベランダでも秋のガーデニングを楽しみましょう。
鈴森 真樹